子どものかんしゃくに苦労していませんか?

おはようございます!
ブログ再開から33日目の朝です!
さて、今日のテーマは子どもの『かんしゃくへの対応』です。
我が家にも1歳の娘がいるのですが、すぐ感情的に泣いたり、駄々をこねたりしています。
寝起き、空腹、欲しいものが手に入らない、うまくできないなどで不機嫌になるんです…
そんなときの心理学的なアプローチを紹介していきたいと思います!
皆さんはどのように対応していますか?

駄々をこねる人のイラスト(女の子) | かわいいフリー素材集 いらすとや

【全然泣き止まないのはどうして?】
2つのパターンがあるかもしれません。
1つは『Big Emotion』と呼ばれるかんしゃくで、うまく感情調節できないがゆえに起こるものです。
もう1つは、機能的(目的がある)なかんしゃくの場合です。

駄々をこねる子供に困る母親のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

【Big Emotionとは?】
0~3歳くらいの子どもは論理的でなく感情的に動きます。
つまり、右脳が優位。
すると、なんでそんなことで泣くの?ということでも、子どもは泣いて表現するわけです。
右脳が優位のため感情的になってしまうのはある程度仕方ないことなのかもしれません。
ただし、大人の関わりで左脳にリンクすることを援助することができます。

右脳と左脳のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

【左脳にリンク?】
例えばこんな場面はないでしょうか。
ある入れ物のなかにおもちゃが入っていて、その蓋をうまく自分で開けられず、泣いている。
こんなときに皆さんはどんな関わりをするでしょう。
ひょっとすると、「はいはい、ママが開けるよー」と手を貸すかもしれません。
あるいは「どうしたの?」と語りかけるかもしれません。
いずれも間違いではないと思います。
さて、ここで言う左脳にリンクする援助とは、子どもが物事を論理的に捉えられるよう助けることです。
そのために必要なことは、まずは共感的な姿勢、そして代弁するということです。

脳波のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

【共感的な姿勢とは?代弁するとは?】
共感的な姿勢というとなんだか曖昧で、教科書的な印象ですね。
具体的な行動として考えてみましょう。
先ほどの例でいけば、泣いている子どもの近くに大人が行って、ぎゅっと抱きしめたり、頭をなでたりとスキンシップをとることが子どもへの共感を示します。
これらは泣いている子どもに対して、当たり前にやっていることかもしれませんが、実は根拠のある効果的な方法なわけです。
そして代弁します。
子どもの目の前でどのようなことが起こっているか大人が代わりに説明するんです。
例えば、「蓋が開かないね」「おもちゃで遊びたいんだね」などです。
そしてもうひとつ、その時の子どもの感情に名前をつけてあげます。
「悲しいね」「イライラしたね」「怒ってるね」などです。
このように子どもの目の前の状況や感情を大人が言葉にして整理することで、子どもが自分の経験を理解することを手助けできるわけです。

子供を抱っこしているお母さんのイラスト「息子・娘」 | かわいいフリー素材集 いらすとや

【機能的なかんしゃくとは?】
応用行動分析(ABA)という学問があります。
堅苦しい名前ですね~
その応用行動分析(ABA)では、行動には機能があると考えます。
何らかの結果を得るために、行動をしているということです。
これはアドラー心理学の目的論とも合致するところです。
その行動によって何らかのメリットがあるということなんです。
前置きが長くなりましたが、つまりはかんしゃくによって子どもは何かを得られているはずなんです。
それは大人からの注目かもしれません。
かんしゃくを起こすことで大人の注目を集めることができるわけです。
泣いたり駄々をこねたりすることで、大人がかまってくれるとそれを学習します。
そしてかまってもらいたいときには、泣いたり駄々をこねるという行動パターンを繰り返すことになるんです。
子どもにはどうなってほしいでしょう?
一々泣かなくても、言葉で伝えて欲しくはありませんか?

お母さんと話をする女の子のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

【どうしたら言葉で伝えてくれる?】
まずはかんしゃくを起こしても注目は得られないことを学んでもらう必要があります。
どうしても子どもが泣いているのを見たくなかったり、聞きたくなかったりして、大人は干渉しがちです。
しかし、学んでほしいことがあるならば、そこをグッとこらえる必要があります。
この前、我が家の娘がかんしゃくを起こしたときには、夫婦で協力して干渉したい気持ちを抑えました。
もし可能なら夫婦で、もしくは祖父母と一緒に干渉しないようにこらえたり、一人で対応する場合は子どもの様子を視野に入れながらも気を紛らわす作業ができると良いかもしれません。
ちなみに子どもがかんしゃくを起こしているときに、夫婦でこんな会話をしていました。
妻「今は近くに行かない方がいい?」
私「泣き止むのをちょっと待ってみよう。もしかしたら姿が見えない方がいいかもね」
妻(娘の視界の外に移動)
私「泣くのをやめて、1~2分くらい静かにしてたら声掛けようか」
こんな感じで子どものかんしゃくへの作戦会議をしていました。
その後、娘が静かになったので、やっと妻と私から娘に声を掛けました。
「~したかったんだね。」などと代弁し、言葉での理解を促します。
このようにして、不適切な注目のひき方をしているときには、できるだけ注目することをさけ、それをやめたときに全力で注目するということがポイントになります。

女の子の頭をなでるお母さんのイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

【Big Emotionと機能的なかんしゃくの見分け方とは?】
これは正直わかりません。
その子の言葉の理解や経験によって異なることと思います。
私の主観的な考えでしかありませんが、子どもにとって予期せぬことが起きて泣いた場合はBig Emotionの可能性があると思います。
たとえば、ずっこけて頭をぶつけて泣いたとか。
一方で、何かが自分でうまくできないとかそういうときには、泣いて手助けを求めていることが多い気がします。
こういうときは不適切な注目ひきと捉えたり、自分で努力することを回避しようとしていると捉えたりして、干渉することを一旦控えた方がいいかもしれません。
泣いているのにかわいそう!って思われる方もいると思います。
そんなときには、子どもが適切な主張を学べないほうがかわいそうでは?と自分に問うてみると良いかもしれません。

【今日のまとめ】
さて、今日は子どものかんしゃくの対応について書いてきました。
かんしゃくにはBig Emotionと呼ばれるものと、機能的なものとがあることを見てきました。
その2つの見極めは難しい所ではありますが、それぞれの対応方法をうまく使い分けながら子どもと関わることが大事だと思います。
しかし、なかなかうまくいかないものです。
いくら専門的な知識をもっていても、絶対うまくいくという保証はないし、正解はない。
重要なのは、子どもに何を学んでほしいかを意識できているかということと、そのための最善を尽くして試行錯誤しているかということではないかと思います。
うまくいかなくても深刻にならずに、真剣でいたいですね。
そしてなによりいまこの瞬間の子育てを楽しむというところでしょうか。
少しでも子育ての参考になれば幸いです。
ということでまた明日!

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