ハリーポッターと人生の嘘

みなさんごきげんよう!(^^)!

最近、ハリーポッターと賢者の石の書籍を今更ながら読了しました。映画の方も何度か鑑賞したことがありますが、忠実に原作が再現されているなぁと感じました。そんなことはさておき、今回は主人公であるハリーポッターの境遇についてアドラー心理学と関連付けて、考えたいと思います。

ご存知の方も多いとは思いますが、簡単にその境遇について説明しましょう。主人公のハリーは両親を亡くし、伯母の家族に引き取られます。そこで、階段下の物置を部屋として使わされ、ひどい仕打ちを受けるわけです。ハリーは、もし両親が生きていたら、もし伯母の家族がこんなにひどくなければ、どれだけ幸せだろうと時々考えます。

ここでアドラー心理学の出番です。アドラー心理学では、今この瞬間を生きることに焦点を当てます。そのため、もし~だったら、どれだけ幸せだろうかという考え方はしません。これは、今この瞬間から目をそらし、もし~だったらという可能性の中に生きているということになるのです。これをアドラー心理学では『人生の嘘』と呼びます。

目の前にある課題から目を逸らし、幸せになれない理由を見つけ続ける。それが人生の嘘です。多くの人がこのような人生の嘘を抱えているのではないでしょうか。自分にもっと高い学歴があれば…、もっとお金があれば…、もっと時間があれば…、もっと若ければ…など、そこに考える意味はありません。

重要なのは、いまこの瞬間を生きることに焦点を当てることです。変えられないものを受け入れて、変えることのできることを変える勇気を持つということが、いまここでできる第一歩と言えるでしょう。そして、これからどうするかということを考えていくことに価値があるのではないでしょうか。

今日は懐かしのハリーポッターを糸口に、アドラー心理学を解説してみました。物語と関連付けて考えると、また違った面白さがあるように感じます。

さいごに、ハリーポッターを知らない方々のために。ハリーはホグワーツ魔法魔術学校へ入学して、楽しくもスリリングな学生生活を送ります。大人も子どもも楽しめる作品なので、小説でも映画でも機会があればぜひ!

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