人の批判を口にしていませんか?思わぬ悪影響

こんばんは!
ブログ再開から46日目の夜です!
今日は朝に書くことをさぼりましたので夜に書いています。
さて、今日のテーマは「人の批判をやめよう!」です。
当たり前のことを当たり前に書いていきます。
なぜこれを書こうと思ったかと言うと、私は人の批判を聞くのがイヤだからです。
あらためて最近そう思いました。
とは言いながら、言ってしまっていることもあるんじゃないか!?と少し自分を疑ってみてます…
少なくとも寄ってたかって誰かの批判はしてないはずですね。
人の批判ってあらゆるところで聞こえてくると思います。
職場や学校、家族、友人などなど。
批判をしている当人たちは気持ちいいかもしれないんですが、それをイヤでも聞こえてしまう人たちにとってはひどい迷惑ですよね。
決して自分の批判をされているわけではないのに、とても不愉快になるし、未熟な対処だなぁなんて思ってしまうわけです。
人の批判というのは自己完結的でなく、周囲にも悪影響を与える行為なんです。
実はそれを証明している書籍がありまして、今日のブログの内容でも触れていこうと思いますが、機会があれば読んでみてください。

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【人への批判は不快さ以上の悪影響を生む!?】
たとえば、職場で顧客の批判を2、3人でしていたとしましょう。
周囲もその声が聞こえる状況です。
「あの客、ほんと意味わかんねぇよ」
「そうそう、ちょっと変だよね」
「あんな客、放っておこうぜ」
想像で適当に書いてます。
こんな声が聞こえてきたら、あなたならどう思いますか?
一緒に批判の輪に入る人もいるでしょう。
無視して目の前の仕事に集中する人もいるでしょう。
心的にストレスを感じる人もいるでしょう。
先に紹介した書籍『Think CIVILITY「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である』では、人間は無礼な言葉を見たり聞いたりすると、認知能力が低下するということが書かれていました。
きちんと研究で証明されているようです。
無礼な言葉を聞いただけでなく、そういった言葉を見るだけでもダメだそう。
つまり、このような人に対する批判や無礼な態度が日常的な環境であると、人はどんどん認知機能が下がっていくわけです。
認知機能が下がれば仕事の質も効率も下がるでしょうね…
実際に、無礼な態度に接することがあった人は仕事にかける時間や労力、質を意図的に下げる傾向があるようです。

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【無礼とは?】
無礼とは人に対する批判を言うことだけではありません。
人の話を最後まで聞かずに遮るといったことも無礼です。
これだけでも他者に対する心理的な悪影響を生むわけです。
人の話を最後まで聴く。
ごく当たり前のことですが、しゃべり終わるまえに被せてしゃべる人は多いものです。
逆に言えば、ただ人の話を最後まで聴くだけでも礼儀正しさを伝えれるわけです。
こんな簡単な工夫で、もしかしたら職場や家族、学校など環境の雰囲気や活気は変わるかもしれません。
そのほかにも人が無礼に感じることをいくつか挙げてみます。
1つは、話を最後まで聴くに関連しますが、関心をもって聴いていないことです。
たとえば、「学校で○○なことがあったよ!」と言った子どもに対して、「へぇ。そういえば宿題は終わったの?」と親が返答したとしましょう。
これは無礼ですね。
まるで関心がない。
それよりも「へぇ。詳しく聴かせてくれる?」などと返したほうが礼儀正しいでしょう。
こういった関わりをアドラー心理学では『勇気づけ』と呼びますね。
2つ目は、頼んでないのに勝手に助言することです。
自分なりに工夫して仕事をしていて、「あ、それこうしたほうがいいよ。そこはAよりBのほうがいいんじゃないかな。」とか。
助言する方は良かれと思っているのはわかるのですが、なかなか無礼です。
もし相手のことを尊敬し、信頼できているのなら勝手に助言はしないですね。
アドラー心理学でいう『課題の分離』ができておらず、『他者信頼』も不足している無礼さです。
どうしても意見したいなら『私の意見を言ってもいい?』と一度許可をとるのが礼儀正しいでしょう。
3つ目は感情的にものを言うことです。
ふつうに無礼ですね。
相手を対等に見れているなら感情的言わずに、理性的にものごとを伝えるはず。
無礼さをあげると切りがないのでこのへんにしておきます。

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【礼儀正しさとは?】
無礼でない、礼儀正しさとはなんなのでしょう?
私が思うに他者の視点を持てているかどうかだと思います。
こう伝えると相手はどう捉えるだろう?とかこういう話をして嫌な思いをするひとは周りにいないかな?とか他者の視点を持って自分の言動をチェックできるかどうか。
無礼さに共通するのは『私』の視点しかないこと。
私が良ければ良い。
アドラー心理学でいう『自己執着』的なライフスタイルです。
私にとってどういうことかではなく、みんなにとってどういうことかと考えられることが自己執着からの脱却であり、無礼さから礼儀正しさへ向かう道だと思うわけです。

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【今日のまとめ】
無礼さと礼儀正しさについてアドラー心理学を交えながら書いてきましたが、決して自分の礼儀正しさを主張したいわけではありませんよ。(笑)
(こうした文章もある意味、無礼なひとたちへの批判だとすると無礼かもしれません。)
私も日々礼儀正しさを考えていきます。
日々試練ですね。
みんながより良く生きるために、自分にできる礼儀正しさをやっていかねばなりません。
無礼な態度が周囲に与える心理的な悪影響は研究で証明されています。
反対に礼儀正しさがどれだけ心理的な良い影響があるかも証明されています。
無礼な態度を続ければ、私たちの置かれている環境はどんどん悪くなり、終いには自分にも悪影響が返ってきます。
礼儀正しい態度に変えれば、私たちの置かれている環境はどんどん良くなり、自分にも良い影響が返ってきます。
さてどちらを選びますでしょうか。
そうそう、書き忘れてましたが、もしも無礼さに接してしまったときは逆に親切心に触れると良いそうです。
親切な同僚や友人、家族が近くにいるなら、やさしさ分けてもらいましょう!
いやむしろ、無礼さに触れて困っている人たちにより丁寧に親切に接してみるのはいかがでしょう?
ではまた明日!

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感想(3件)

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