感情を使って人を動かしていいのは赤ちゃんだけ

おはようございます!
ブログ再開から49日目の朝です。
さて、今日は昨日起きた娘(もうすぐ2歳)の大かんしゃくについて書いていきます!
昨日のかんしゃくのきっかけは、おもちゃのパーツをうまく組み立てることができなかったことです。
うまく組み立てることができず、泣いて床に転がっていました。
みなさんならどのように関わるでしょうか?
結論から言うと私は泣いている間はなにも反応しませんでした。
反応しないどころかその場を離れて、遠くから様子を見守りました。
で、泣き止んだタイミングで関わり、一件落着というわけです。
今日はそんなかんしゃくへの対処法を書いていきたいと思います!

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【何も反応しないのはかわいそうじゃない?】
子どもが泣いているのはつらいですよね。
女性は子どもの泣き声を痛みと感じるとか。
だからといって、男性が何も感じないわけではないのですよ。
ママもパパも子どもが泣いているのはつらいし、すぐに慰めてあげたくなるもの。
そして慰めて、要求を叶えてあげると大抵すぐに泣き止みますね。
泣いている子どもにすぐに反応して手を差し伸べるのは、泣き止ませるのにとっても有効なわけです。
大人にとっては泣き止ませることに成功し、子どもにとっては要求を叶えることに成功するわけですね。
実はこの泣くと要求が叶うというのは赤ちゃん専用の手段です。
赤ちゃんは言葉で伝えることができないので、とにかく泣きますね。
しかし1歳ともなると言葉を話せます。
それにも関わらず泣いて要求するのはちょっと違うんじゃないかと思うのです。
大人が泣いて要求してたら無視しますよね?(笑)
それと一緒です。

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【厳しすぎやしない?】
確かに厳しい。
子どもに対しても厳しさがあるし、大人が実践する上でも厳しさが伴います。
しかし、泣けばなんでも要求が叶うという手段を身につけて困るのは誰でしょうか?
最終的に困るのは親ではありません。
子どもなんです。
泣いて要求するというのは単なる一例で、感情を使って要求することを大人になっても身につけることになります。
感情を使って、他者を動かそうとするわけです。
言葉ではなく態度で示すようになります。
さて、子どものころに感情を使わずに言葉で伝えることを学んでもらうか、大人になって感情を使って他者を動かそうとして対人関係に失敗するかどちらを選べばいいでしょう。
大袈裟に聞こえるかもしれませんが、子どものころのライフスタイルは大人になっても持ち続けることがわかっています。
10歳ぐらいでライフスタイルはひとまず固まるようです。

【どうすれば?】
感情を使って、要求することを忘れてもらわなければいけません。
そのためにはかんしゃくを起こしても良い結果が起きないように配慮することです。
かんしゃくを起こしたときは交渉の声掛けも慰めの声掛けもせず見守りましょう。
子どもの周りに危険なものがないか確認し、離れるのも良いと思います。
私の娘の場合は、離れるとわざわざ大人の視界に入るところまで移動してきて泣いていました。(笑)
大人からの注目が欲しいことがわかりますね。
それでも動じません。
なんなら大人はテレビでも見始めたらいい。
そしたら子どもも注意がそれてピタッと泣き止んだりします。
テレビを消すとまた泣き始めたりします(笑)
テレビなどで注意がそれると泣き止む、注意が自分に戻ると泣き出す。
どういうことでしょう。
これは感情を自在に出したり、ひいたりできるということです。
人は色々な感情を目的に沿って作り出すことができます。
なので、感情を引き出しにしまったときを見計らって、「手伝って」だねなどと声を掛け、言葉で伝えることを学んでもらいます。
今日の朝、同じおもちゃで遊んでいて、昨日の夜のときのようにパーツを付けられずにいました。
どうするかな?と思って見守っていたら、自ら「手伝って」と伝えてくれました。
信じて待つのは大事ですね。

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【今日のまとめ】
子どもは感情を使って要求することを使いやすいです。
なぜならつい最近までそうするしか手段がなかったから。
でも言葉をつかえるなら、言葉で伝えることを学んだほうがみんなにとって便利にちがいない。
子どもだから泣いたってしょうがいなんて思っているなら、それは子どもを信頼できていないのと一緒だと思います。
子どもは1歳だろうが、自分で対処する力を持っているし、学ぶ力をもっているわけです。
それを大人が無条件で信じることで子どもは勇気づけられるはずです。
子どもに対して感情を使わないで伝えることを教える一方で、大人も感情を使わないことを実践していかねばなりませんが…
いかにして子どものときのライフスタイル、対処パターンを脱却できるかがカギですね。
ではまた明日!

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