おはようございます!
ブログ再開から21日目の朝です!
今日はあまり目覚めがよくなく、眠気を引きずっています…
それでもとにかく書いていれば目が覚める!
さて、今日のテーマは『人の期待に応えられるだろうか…という不安』について考えていきたいと思います。
結論から言うと、人の期待に応える必要はない。
だからそこに不安を感じる必要もない。
人の期待に応えようとすると、自分の『あるがまま』を見失うんです。
自分をきちんと見つめて幸福に生きるためのマインドをご紹介します。
【私は期待に応えられるんだろうか…】
誰しもがこんな悩みを抱えると思います。
でもなぜ、期待に応えなければいけないんでしょう?
きっとそれは期待に応えることで人に認められるからではないでしょうか。
認められると嬉しいし、また頑張れるんです。
では認められなければ頑張れないんでしょうか。
実はそういうわけでもない。
仕事をする上で認められなくても感謝されなくても、渋々やらなきゃいけないことはやりますよね。
でもやっぱり認められた方が、自分の貢献を知ることができそうです。
【認められると自分の貢献を実感できる?】
人は他の人に認められることで、自分が役立っていることを実感し、自分に価値があると思えますね。
つまり、自分の価値を実感したいがために他の人の期待に応えるわけです。
では、認められずとも自分の価値を実感できるならばどうでしょう?
そうできるならその方が楽かもしれませんね。
人の評価を気にしなくていいわけですから。
でもどうやって?
自分で自分の価値を認めるんです。
【自分で自分を認めたってちっとも嬉しくないよ!】
そうなんですよね~。
人に認められた方がよっぽど嬉しいにちがいない。(笑)
承認欲求という欲求があるくらいだし。
確かにそんな名前がついている欲求はあるんです。
でも人は欲求だけに従って生きる存在ではないですよね。
いくら自分が空腹でも自分の食べ物を意志の力で分け与えることができる。
いくら自分が電車で座りたくても、席を譲ることができる。
【欲求があってもそれを満たさずにいられる?】
欲求に対してがまんする意志を人は持っています。
欲求に対して単純に反応して生きているわけではない。
私たち人間は思考することができる。
欲求があっても立ち止まって考える脳があるんです。
【でも欲求をがまんするのはストレスでは?】
例えばどうしても欲しいものがあったときに、それをがまんしたらどうなるでしょう。
きっといつか忘れるんです。
満たされなくても大丈夫なんです。
トイレに行きたいとかそういう生命維持に必要な欲求はがまんする必要はないですけどね。
でも承認欲求であれば、それが満たされなくても死にはしない(笑)
どうしても認められなきゃいけないと考えているひとにとっては、満たされないことは死活問題でしょう。
認められないことで自分には価値がないと思ってしまうわけですから。
【で、どうしたら?】
承認欲求を満たそうとしない。
人に認められようとする行動をやめてみたらいいんです。
認められようとするときって、ことさらアピールしますよね。
求められたこと+αしようとしたりして。
+αするのは百歩譲っても、アピールはしなくていい。
「こんなことしました!こんなことできました!!」をやめてみる。
誰にも気づかれないかもしれないけど、コツコツと善行を積むわけです。
【その善行に誰かが気づいて認めてくれたら、嬉しくなっちゃうのでは?】
認めてもらったことに喜んじゃいけない理由はない。
それ自体が悪いことではないんです。
ことさらアピールすることに難がある。
人の期待に応えようとすることに難がある。
【なぜ期待に応えちゃいけない?】
それは人の価値観だけを直視して、自分の価値観を見ないようにすることだからです。
本当はメロンパンが食べたいのに、相手がクロワッサンが食べたいと言うから、メロンパンが食べたいことを無視して、自分もクロワッサンが食べたいと嘘をつくのと一緒です。(急にパンの例えが頭に浮かびました)
自分の価値観を押し殺して、人の価値観を採用する。
そこに自己犠牲があります。
人の期待に応えて、承認欲求を満たそうとすると、自分を犠牲にしてしまう。
すべてがそうとは限らないけど、多くはそうなるはず。
人に認められるのは嬉しいことだけど、それで人は本当に幸せなんだろうか。
【しあわせとは?】
アドラー心理学では、幸福とは『貢献による所属』と考えます。
簡単に言うと人の役に立っている感覚です。
認められようとする人の心理はまさにそれに順じているのかもしれません。
最後に、今日の話をまとめていきます。
人に認められようとすると自己犠牲を伴い、『あるがままの私』ではなく他者の価値観の中に生きることになる。
だから、認められようとする行為やアピールをやめてみたらいい。
認められなくても死にはしないので、ひそひそと善行を積んでいこうってことです。
その善行に対して自分で「いや~良いことしてるな~」と思ってみる。
主観的な貢献感をもつということが、幸福に生きる秘訣なのではないでしょうか。
ではまた明日!
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