おはようございます!
ブログ再開から27日目です!
昨日は中秋の名月で、ドでかい月が空に浮かんでましたね。
私の持っている一眼ミラーレスで撮影してみましたが、望遠ではないのでなかなかきれいに撮影することはできませんでした…
望遠レンズがあったらどんなにきれいにとれることか…
しかしそれに対してアドラー心理学を創始したアルフレッド・アドラーならばこう言うでしょう。
「大切なのは何が与えられているかではなく、与えられたものをどう使うかである」と。
【与えられたものって?】
私たちはあまり自分に与えれたものに注目しないかもしれません。
ここでいう『もの』とは、物理的な物だけでなく、自分自身の力も含みます。
与えられたもの、今持っているものよりも、足りないものに注目しがちではないでしょうか。
すると、足りないものを手に入れても、また足りないものに注目するので、いつまでもいつまでも足りないんです。
中国春秋時代の哲学者である老子は次のように言いました。
「足るを知る者は富む」と。
今この瞬間に満ち足りていることを知っている人は、いくら貧しくてもそんなことに関係なく、心豊かで幸福であるということなんです。
【自分の力に気づくには?】
自分に足りないと思っているもの、いわゆる短所をリフレーミングしてみるのは大事なことだと思います。
リフレーミングとはものごとの捉え方を180度転換することです。
たとえば、『嫌われる勇気』著の岸見先生がこんなことをおっしゃっていました。
「集中力がない」のではなく、「散漫力がある」と。
一個のものに集中できないのではなく、複数のことに注意を分散できるということです。
このように短所と思っていたことを長所と捉え直すことができます。
【その力をどう使う?】
自分の特性に短所というレッテルを貼ってしまうと、なかなか自己受容ができなくなります。
自分はまだ足りない部分がある、完成していないと感じてしまうからです。
足るを知るには至らないんです。
逆に長所というレッテルを貼り直すと、どのようにそれを使うかを考えることができます。
つまり、自分の長所を使って社会にどう役立てようかと思えるわけです。
アドラーは「人は自分に価値があると思えるときにだけ勇気を持てる」、また「自分に価値があると思えるのは、自分の行動が他の人の役に立っていると思えるときだけである」と言いました。
【自分の力をどこで使う?】
私のカメラは遠すぎるものは撮れないし、近すぎるものも撮れません。
一方で、遠すぎず近すぎないものはきれいに撮ることができます。
そのスペックには適所があるんです。
人の長所も同じだと思います。
あるところでは適さないし、あるところでは非常に役立つ。
何が言いたいかというと、自分の適所は大きな共同体のなかのどこかには必ずあるということ。
ある会社でうまく適さなかったからと言って、私には価値がないと思う必要はない。
ただそこには合わなかっただけで、他の会社や誰かにはきっと役に立つはずです。
【今日のまとめ】
今日は自分の持っているものに注目して、それをどう使うかということについて書いてみました。
自分の弱みを強みに変換して、広い視野でその適所を探すことが重要なのではないでしょうか。
そして、たとえ適所が見つからなかったとしても、ただ見つかってないだけなんです。
まだ出会ってないだけなんです。
この広い世界のなかに必ずあなたの居場所があります。
ではまた明日!
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