他者が『仲間』と思えると、自分の『好きなこと』に集中できる!

おはようございます!
ブログ再開から28日目の朝です。
今日も4時に起きたのですが、まだ月がしっかり浮かんでいて、いや夜じゃんって感じです。
さて、今日は最近読んだメンタリストDaigoさんの『「好き」を「お金」に変える心理学』(PHP文庫)を読んだのですが、それを踏まえて自分の好きなことやモチベーションとの付き合い方について、考えていきたいと思います!

【どんな本?】
この本では稼いだお金の使い方として「浪費」と「投資」というふうに区別しています。
ざっくり言うと、「浪費」は減らして「投資」を増やす。
そしてその「投資」先を注意深く選択する必要性が述べられています。
自分の時間やお金をどこに向けるかということについては、他の本でも語られていることです。
たとえば、グレッグ・マキュレーン著の『エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする』(かんき出版)やトッド・ローズ、オギ・オーガス著の『Dark Horse 「好きなことだけで生きる人」が成功する時代』(三笠書房)といった本です。
これらの本の主張で共通するのは、時間やお金をかける先を集中しろということが1つあると思います。

投資をしている人のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

【なにに集中したらいい?】
ずばり自分の好きなことです。
好きなことと言ってもただ食べて楽しむなどということではありません。
それだと浪費です。
食べて味わって、なるほどこういう味付けができる、自分でもこうしてみようなどと、その投資によって得るものがあることが大事なポイントです。
『Dark Horse(後略)』のなかでは、日常のちいさなモチベーションに従うこととされていました。
自分の中で小さくて良いのでモチベーションを持って取り組んでいることを見つけて、そこに集中して時間を使うことで大成功をおさめた人々の例が紹介されていました。

やる気に燃える人のイラスト(男性)

【なぜ集中すると良い?】
自分の好きなこと、ちいさなモチベーションのあることに集中して時間を使うことで、その点における専門性を高めることができます。
専門性を高めると、その専門性を必要とする人の役に立つことができます。
役に立つと、もしかしたらお金という収益につながるかもしれません。
そしてそのお金をさらに自分の好きなことや、ちいさなモチベーションのあることに集中して使っていくことで、どんどん良いサイクルが回っていくという仕組みです。
好きなこと、モチベーションのあることだからこそこのサイクルを回すことができますね。

博士のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

【自分の「好き」が人の役に立つ?】
『Dark Horse(後略)』のなかで印象的だったのは、自分のモチベーションを満たすことが他者のモチベーションを満たすことに繋がるという話です。
たとえば、カレーを食べたいというモチベーションの人と、カレーを食べさせたいというモチベーションの人がいたとして、この二人は相互にそのモチベーションを満たすことができるわけです。
このように自分の好きなことは他の誰かのために役立てることができると考えることができます。

チームワークを大切に | 福岡県就労継続支援B型「ココスタ筑紫野」「ココスタ太宰府」のブログ

【分散投資はやめたほうがいい?】
好きなことやモチベーションのあることを挙げたら、もしかしたら数多く出てくるかもしれません。
そうしたときにどれに時間を使うかがポイントになります。
私もそうですが、いろいろなことに手を出してしまいがちです…
ここで『エッセンシャル思考(後略)』の登場です。
複数のジャンルに手を出せば、それぞれはちょっとずつ伸びていきますが、特定のことに集中すればものすごく伸びるわけです。
よくロールプレイングゲームなどでステータスの割り振りがありますね。
攻撃力20、防御力20、すばやさ20、賢さ20、がまん強さ20とかこういうふうに合計100のポイントをバランスよく割り振るとこのようになります。
一方でエッセンシャル思考ではこうなります。
攻撃力0、防御力0、すばやさ0、賢さ100、我慢強さ0。
さすがに防御力0だと即死ですけどね(笑)
ここではゲームのステータスポイントに例えましたが、現実世界に置き換えれば時間とお金でしょう。
局所的に集中すことで、その専門家になることができ、そしてそれを必要とされることがあるわけです。

ゲーム画面のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

【特化すれば欠点がでてくるのでは?】
私たち人間は社会的な生き物です。
他者の援助ありきで生まれてきて、助け合って生きていくわけです。
アドラー心理学では、人々は分業の関係にあると考えます。
世界にはさまざまな仕事がありますが、それはすべて分業なんです。
自分の得意・好き・モチベーションのあることを自分が担い、そうでない部分についてはそこに得意・好き・モチベーションのある人に任せたらいい。
人々はこうして協力関係を結ぶことができます。
しかし、他者を競合する相手と捉えていたなら話は別です。
他者を仲間ではなく競い合う敵だと捉えていたなら、自分の好きなことだけに時間を使えないでしょう。
なぜなら、好きに特化することでそのほかの部分は他者に劣り、その比較によって劣等感を感じるからです。
つまり、自分の好きに特化するということは、好きに特化してもいい世界があると信じることが必要です。
他者が仲間であり、協力的な関係であり、補い合う関係であることを知ることが、自分の好きに特化できる条件なのかもしれません。

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【今日のまとめ】
自分の好きや小さなモチベーションのあることに集中して時間やお金を使うことで、他の人の好きやモチベーションを満たす貢献ができます。
しかしそれはあくまでも、他者との比較をやめ、協力する仲間であることを意識した上でです。
そこに分業がある。
また、自分の好きやモチベーションが誰かのために役立てるということは、好きと思えること自体がその人の強みであると思います。
好き=強みなんです。
ということで、この機会に自分のどの『好き』に時間やお金を投資して、他者に貢献するかを考えてみてはいかがでしょうか。
ではまた明日!

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